12月5日(土) 豊後水道のタチウオ釣り

豊後水道第2弾

今回も黒岩さん。



1日中北西の爆風予報だったので中止にした船もあったようだが

大型船なので何とかなりそう?


港は風裏で無風だったが

ポイントに着く頃には波の高さ1、5〜2mに。

デッキのクーラーが散乱するほどの大揺れ。


今日は風が弱くなることはないので

我慢するしかない。

1日酔わずに釣りになるのか心配だ。


最初の指示ダナは140mから160m


船が上下に揺れるのでアタリが非常に取りにくい。

テンションがフッと抜けるタチウオ独特の食い上げアタリを見きわめたいが

アタリがあったのかどうかわからない。


3流し目で それらしきアタリをとらえて フッキング成功。



最初の1匹は指3本。


結構ロングに流しても

一流しに1本誰かが釣る程度。

しかも全部細い。



満ち潮と北西の風がぶつかってボコボコ



今日は1日この状態か。

酔いそう…


気分が悪くなったので

船を回すたびにクーラーの上でゴロンと横になる。


それにしてアタリがない。

たまに当たると指3.5本



食いが悪い時の後流れは辛い。

メバルやタチウオのように何十 何百の群れの中を通す釣りでは

先流れ 後流れ はそれほど関係ないと思われるがが

これだけ食いが渋く反応も薄い日だと

数少ない食い気のある個体は先流れのエサに食い付き

なかなか後ろまで回ってこない。


指示ダナは だいたい



130〜170m

食い気のある場合は指示ダナの範囲内を探れば

大抵当たってくるが

今回のように食い気が乏しい日だと 特に後流れポジションでは

他の方と同じようなレンジを探っているようではほとんど勝ち目なし。

なので指示ダナの上の端から10m上 

または下の端から10m下のどちらかを狙ってみる。


指示ダナが150〜170mなら

上の155〜140mを狙うか 下の180〜165mを狙うか。

釣り人の心理としては釣れないときはタナを下げてと思いがちだが

食い気のある魚ほどタナの最上部にいることが多いので

私は毎回ではないが、指示ダナのさらに上を狙うようにしている。


それとその時の潮の速さによって

潮が速い時は指示ダナの下の方

潮が緩い時は上の方を狙う方がよさそうである。



ドラゴンは何処へ?



昼過ぎても クーラーはスッカスカ。

中小型が9本と撃沈


残り時間もわずかになったところで

ようやく手ごたえ十分のドラゴン級ヒット。

最初の1匹までが長かったな〜と引きを楽しんでいると

半分ほど巻き上げたところで外れた(T_T)



落ち込んでいる暇はない。

気を取り直して 釣り直し。

同じタナでゆっくりとした誘いを入れていると

竿先が跳ね上がりさらに糸ふけが出るドラゴン特有のアタリ。

ラインを巻きながら合わせを入れてフッキング成功。

今夏度はバレるなよ〜



ようやく指6本サイズをゲット。

ドラゴンのいるタナが見えてきた。

次の流しでも



指5本のプチドラゴン。

その後はアタリをとらえることができないまま タイムアップ。

最後の2本でなんとか形に。



1日風に吹かれて アタリも取りづらく バラシも多数。

いつもの2倍疲れたわりに 釣果は半分以下と厳しい1日になってしまった。



超大型船なので時化の海でも1日釣りになったが

できれば凪の海でドラゴンを狙いたいものだ。



本日の釣果 タチウオ 11匹